ダブルケア歴12年、長年パーキンソン病であった母を今年のお正月に看取り、現在は一人暮らしの父の通い介護をしています。
最近、読みやすくて元気をもらえる本に出会いました。タレントの柴田理恵さんの「遠距離介護の幸せなカタチ」。
私のように、在宅介護ができない状況の方も多いと思いますが、そういう状況の方に特におすすめの本です。
周囲の力を借りながら、前向きに介護をしているエピソードから元気がもらえます。介護される側が望んで住み慣れた地域で過ごしたいというケースもあるわけですから、様々な介護のカタチを支える仕組みが必要であると思っています。
さて、昨日11月29日は「社会法人武蔵野第15回実践発表会」、本日11月30日は、「ケアリンピック武蔵野2024」 へ伺いました。
ケアリンピック武蔵野は、介護事業所間での情報共有を図る機会として2015年より開催され、今年で9回目となります。今年も市内外の介護サービス事業者の取り組みを称える表彰式や、先進的な事例等が発表されました。
実家の自治体の介護サービスとの違いもわかり、毎回大変参考になっています。
今回は、嚥下機能の低下に応じた、とろみのある飲み物や食品のブースが充実しており、お話を伺いました。
キューピーさんのレトルト食品のブースで「赤ちゃんの離乳食と似ていますね」というと、担当の方が「いえいえ、こちらは大人用の味付けなので赤ちゃんは食べてはいけません。ユニバーサルデザインフードというのです」と。
シャンプーのボトルや牛乳の紙パックなど、容器の判別でユニバーサルデザインを見かけますが、なんと、食事そのものにもあるのですね。
「ユニバーサルデザインフード」とは、体調がすぐれない日常の食事から介護食まで幅広く使うことができる食品という意味なのだそう。
さらに、血管年齢を測定するブースもありました。
2022年10月の食育フェスタで測定した血管年齢が、なんと70代!?であったこともあり(寝不足のせいだーと思うようにしていましたが)、トラウマとなっていましたが、勇気をだして測定してみると、、、、なーんと血管年齢42歳!かなり若返りました!!
証拠写真を掲載しておきます↓
介護についての様々な体験や知見を得てSNS等で発信するだけではなく、質問や発言、予算要望につなげていく役割を果たすべく、日々精進して参ります。
関係者の皆様、ありがとうございました。
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